20年以上の時を経て今、『餓狼伝説』が動き出す!
対戦型格闘ゲーム「餓狼伝説」シリーズ最新作の開発が決定しました。発表に伴い、ティザートレーラーが公開されています。
<以下メーカーコメント>
1991年の誕生から、90年代の格闘ゲームブームを牽引してきたSNKの人気格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズ。1999年の『餓狼 MARK OF THE WOLVES』以来となる待望のシリーズ最新作の開発が遂に決定しました。それに伴い、本日そのティザービジュアルを公開!『餓狼伝説』が格闘ゲームに新たな歴史を刻みます。伝説の続きに乞うご期待ください!
1999年の『餓狼 MARK OF THE WOLVES』から約23年ぶりに開発決定!
本作は海外のプレイヤーからも人気のあるSNSのシリーズとしては超有名タイトル。元SNK所属で『餓狼 MARK OF THE WOLVES』に携わったイラストレーターのせんのあきが、本作のキャラクタービジュアルを担当するようです。トレーラーには、せんのあき氏がSNK所属時に使用していたペンネームを示すTONKOの表記あり。
俺たちの『餓狼伝説』と歴代SNKシリーズ
『餓狼伝説』は、ネオジオ初の対戦格闘ゲームとして1991年にアーケードでSNK(旧社)が発売した2D対戦型格闘ゲーム。当時はストリートファイター2と双極をなす大人気の格闘ゲームで、間違いなく90年代の格闘ゲームブームを牽引してきた格闘ゲームタイトルです。
当初はテリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョーヒガシの三人だけで、それぞれ必殺技を持ち、最初に戦う相手は4人の中から選び、以後は決められた順に次の相手と戦っていくという仕組みになっていました。
奥行きのある手前と奥の2ラインというゲーム設計でライン移動した相手をテリーのバーンナックルで迎撃するなど皆さん覚えているのではないでしょうか。ある意味「もう1つのスト2」と言える存在と言っても過言ではありませんでした。
1992年に続編『餓狼伝説2』が登場し、超必殺技や自由なライン移動、同キャラ対戦可能。この大会が「キング・オブ・ザ・ファイターズ」という名称で、後のSNKの代表作『THE KING OF FIGHTERS』(KOF)に繋がっていくというストーリー的な繋がりもSNK作品の醍醐味でした。
餓狼シリーズとしてはスピンオフ的な立ち位置の作品も含め多くリリースされてきましたがシリーズの最後の作品『餓狼 MARK OF THE WOLVES』を最後に一旦打ち切り状態になっていました。
のちに任天堂の傑作シリーズ、大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALの有料DLCキャラとしてテリーが登場したのは記憶がまだ新しいのではないでしょうか。
格闘ゲーム大会“EVO”が今後さらに盛り上がる!
アメリカ・ラスベガスで現地時間2022年8月5日(金)〜7日(日)にかけて開催された格闘ゲーム大会「EVO 2022」にて発表されたこちらのニュース。ストリートファイター6の詳細も明らかになってきていますので今後の格闘ゲーム、またEVOをさらに盛り上げるタイトルになる事間違いなし!
今回のトレーラー動画には前作からシリーズの主人公となった「ロック・ハワード」が大きく描かれています。正式タイトルや発売日、対応プラットフォームなどは、現時点では未発表ですが歴史のあるSNKを支えたビッグタイトルの格闘ゲームですので当時のファンも新しいファンも期待して待ちましょう!
最新情報はSNKの公式Twitterをチェック!