デジタルとフィジカルの垣根を超えるプロジェクト「VINYL」とは?

デジタルとフィジカルの垣根を超えるプロジェクト「VINYL」とは?

VINYLプロジェクトは既存のWeb3 IPを元にデジタルとフィジカル(実際の物)アイテムを提供するブランドです。簡単に説明すると

①既存IPを元にした3D NFTの制作・販売
②物理的なアートトイの制作・製造
③NFTとアートトイの交換、出荷
④までの一連のサービスをご提供する
⑤今までにない新しいweb3 Phygitalサービス

上記を行うモノづくり力+NFTを実現する今後の展開も面白そうなプロジェクトです。

NFTを現物フィギュアとの交換できる

Web3やアートNFTとの大きな違いでもある本プロジェクトの特徴はNFTと現物のフィギュアを交換できること。ヴァーチャル上で完結するのが大前提のNFTプロジェクト界隈でいわゆる唯一無の現物として転化できるのがこのプロジェクトです。

販売されたNFTと現物のフィギュアを実際に交換することができるようになっています。
現物ということで実際にユーザー満足度は高いでしょう。

もちろん現状のNFT同様に仮想空間でも投影は可能。デジタル上でもリアルでも入手した「唯一無二」のアイテムを愛でることができます。

これを活用すればVINYLだけでなくその他のNFTを絡めた独自の空間も作成可能。
フィジカルアイテムであれば目の付く所に飾ることもできますし、今流行りのアートトイ(しかもNFTのIPを使った)なので今後注目される可能性もありそうです。

1stリリース「The Zen」

VINYLブランドから最初に発売されるシリーズは「The Zen」になります。The Zenは禅のポーズをしたキャラクターを3DアートNFTとして例のお猿さん(Bored Ape Yacht Club)を利用した現物となっています。

自分の保有する3DアートNFTが手元に現物で届くのは感慨深いですね。

NFTプロジェクトはフィギュア業界も注目の市場

フィギュア業界についてはここ近年で市場自体が2次流通(中古)など商流で販売されているのが基本。この流通精度はとてもオリジナリティがある市場で、特に海外での販売も含めると、さらに大きな市場になっています。フィギュアはそもそもリアルで手にとることでその価値をユーザーに提供していましたが、今後デジタルアイテム化(NFT化)として、デジタル空間上の自分の部屋にも飾り、手元にも現物を飾る時代がそこまで来ています。

また本プロジェクトの大きなポイントはNFTの特性を活かし、二次流通時のロイアリティがきちんと制作者の元に分配される点です。

今後、IPコラボやクリエイター市場が活性化すれば、VINYLを通して多くのNFTの現物フィギュアが登場するという流れがくる可能性は高いです。将来の進化潜在力のある市場として、注目していきましょう!

Nft|NFT関連・BCG関連情報カテゴリの最新記事