フィリピンでは課税対象?大人気のNFTゲーム「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」って何?

フィリピンでは課税対象?大人気のNFTゲーム「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」って何?

フィリピンでは、政府が課税表明するほどの人気ゲーム「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」

平均収入の低いフィリピンでは、このゲームで生計を立てる人が続出してるほど大人気のNFTゲーム。それが「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」です。

Axie Infinity(アクシー インフィニティ)はゲーム内で仮想通貨を入手できたり、NFTのモンスターやアイテムなどを売買できたりすることから、フィリピン、ベトナム、ベネズエラ、ブラジルなどを中心に近年稼げるゲームとして人気を集めています。

■新型コロナウイルスによるロックダウンで人気が大爆発

Axie Infinity(アクシーインフィニティ)では、プレーヤーは「アクシー(axie)」と呼ばれるキャラクターを集め、繁殖させ、戦わせる。アクシーはNTF化されており、取引も可能となっており、さらにゲームには、SLP(Smooth Love Potions)とAXS(axie infinity shards)という2種類のユーティリティートークン(換金可能)があり、どちらも簡単に換金することができます。

新型コロナウイルスによるロックダウンの影響もあり、この「プレーして稼ぐだけ」プレイ・トゥ・アーン(play-to-earn)モデルがフィリピンを中心に爆発的にユーザー数を伸ばしているのです。

Axie Infinity(アクシーインフィニティ)のゲーム内報酬トークン「SLP」の取引高はいまや非常に大きく、暗号資産取引所のブルームX(BloomX)とバイナンス P2P(Binance P2P)は、SLPとフィリピンの通貨ペソの交換サービスを提供しているため。手数料を支払わずに簡単、迅速、安全な方法でSLPを現金化する事ができるためこの手軽さも人気の根底になっています。フィリピンの平均月収は5万円弱。同ゲームをプレイすると、フィリピンでは同じぐらいの生活費が稼げると言われています。

※フィリピンはAxie Infinity(アクシーインフィニティ)のトラフィックが世界で最も多い国となっています。

そもそもNFTゲームとは?

NFTゲームとは、暗号資産に用いられているブロックチェーンを基盤にしてつくられたゲームのことで、「ブロックチェーンゲーム」とも呼ばれます。NFT(非代替性トークン)とは、偽造や複製ができない唯一無二のデジタルデータの呼称ですが、NFTゲームではゲーム内のアイテムやキャラクターがNFTとなっています。NFTゲームはブロックチェーン上で動いているため、不正はすぐに検知され、従来のゲームのような不正は発生しにくい環境になっているのも人気の秘訣です。

また、皆さんスマホゲームを想像して頂けるとピンとくるかもしれませんが、NFTゲームはゲームのサービス自体が終了してもアイテムが残ります。NFTゲームではキャラクターやアイテムがNFTと紐づいているため、サービスとは関係なく、それぞれ固有の価値が存在します。

そのためゲームのサービスが終了したとしても、アイテムなどは資産として手元に残ります。こういった相違点がNFTゲームが従来と違う大きな点です。

プレイ・トゥ・アーン(play-to-earn)って何?

簡単に説明すると“プレーをして稼ぐ”という意味で、ゲームで遊ぶことでゲーム内通貨などを獲得し、それを換金して生活に充てていくことを指します。近年東南アジアを中心に大きなムーブメントとなっており、ゲーム内通貨や暗号資産を稼ぎ、それを換金して生活に使う。今や1日の大半をNFTゲームに費やす「専業ゲーマー」が爆発的に増えています。

主に日本でゲームで稼ぐ方法(プレイ・トゥ・アーン play-to-earn)は簡単に説明すると4ステップ

・NFTのアイテム(キャラクターやカードなど)を売買する準備
・NFTプラットフォームにNFTのアイテムを入庫する
・NFTプラットフォームでNFTのアイテムを販売する
・仮想通貨を日本円に変える

この4ステップだけです。(今回は上記のみに省きます)

特に人気のNFTゲーム

NFTゲームはカード対戦や育成など、様々なゲームの種類がありますが特に海外でも人気のNFTゲームをご紹介します。

Axie Infinity(アクシーインフィニティ)

Axie Infinity(アクシーインフィニティ)は、2018年にベトナムで生まれたNFTゲームで、Axie(アクシー)というモンスターを育て、集めて戦わせるゲームです。

Axie InfinityはNFTゲームの中でも非常に人気が高く、ゲーム内で使用されているNFT仮想通貨「AXS」は時価総額8億円以上あり、2021年から価格も急上昇しています。また、毎日平均25万人以上がゲームを楽しんでいるなど、ユーザー数も非常に多いです。

Axie(アクシー)を戦わせて勝利するとトークンがもらえたり、2種類のAxieを使って新しいAxieを生み出し売却したりすることで収益化できます。※ただし、ゲームを始めるのに Axieを3体購入しないといけないため、初期費用として約10万円かかります。

※このゲームのプレイヤーの大半が存在するフィリピンの人たちには大きすぎる初期投資ですそのハードルを超えさえた仕組みが「スカラー制度」です。キャラクターを複数保有しているプレイヤーが、保有していないプレイヤーにキャラを貸し出す仕組みです。こちらについてはまた別の記事でご紹介します。

Crypto Spells(クリプト・スペルズ)

Crypto Spells(クリプト・スペルズ)は日本企業が運営する対戦型トレーディングカードゲームです。絵柄も日本人には馴染みやすい絵柄で、1試合3分から6分程度のプレイ時間のため、テンポよく遊べる点も魅力の1つです。

多くのNFTゲームはPCブラウザで動きますが、Crypto Spells(クリプト・スペルズ)はアプリからでも始められ、iOS版とAndroid版の両方が提供されています。日本で暗号資産を持ってる方なら馴染みの多いCoincheckが手がけるNFTマーケット「CoincheckNFT(β版)」で、カード自体が取引されています。

BombCrypto(ボム・クリプト)

放置で報酬を得られるブロックチェーンゲームとして人気を誇る「ボムクリプト」は難しい操作もいらない側面から、初心者でも気軽に始められるNFTゲームとして人気沸騰中です。見た目は完全にボンバーマン風。BSC(バイナンススマートチェーン)上のDApps(分散型アプリケーション)で、ブラウザからのプレイに対応しています。

Sorare(ソラーレ)

ファンタジーフットボールゲーム「Sorare(ソラーレ)」とは、現実のサッカーの試合の戦績がゲームのスコアに反映されるブロックチェーンゲームです。現実世界で実際に活躍している選手のデジタルプレイヤーカードを使用して、仮想チームについて購入、販売、取引、管理するゲームです。Sorareでは、ゲーム内のスコアが現実の試合結果と連動して変動します。チームのセットアップ、仮想トーナメントへの参加、デジタルプレイヤーカードの取引に対して報酬を得ることができます。

NFTゲームが抱える問題・課題について

ここまでは簡単ではありますが、NFTゲームについて説明してみました。

NFTゲームはプレイするだけで稼げるNFTゲームは魅力的ですが、まだ黎明期であり、日本で知名度を上げていくためにはいくつか問題も抱えています。こちらはどの分野でもそうですが、細かい問題点はあるものの現状では以下2点が大きな問題として取りあげられています。

問題その1 法規制の対象となる可能性がある

こちらは暗号資産の際にも上がる問題ですが、以前からも法規制がNFTは違法に手に入れた金銭を合法的なお金に換えるいわゆる「マネーロンダリング」に利用される可能性があるという点です。マーケットプレイスではゲーム内アイテムの売買が頻繁に行われており、NFTゲームも例外ではありません。

NFTゲーム内で取引されるアイテムやキャラは絶対的な価値をつけることが困難であるため、意図的に価値を膨らませることが可能です。このような理由からマネーロンダリングの温床となり得るため、近い将来的に法規制の対象となる可能性もあるという問題点を抱えています。

日本国内においては賭博法にあたる可能性がある

eスポーツの大会の問題もそうですし、当サイトで推進しているオンラインカジノやスポーツベットについてもそうですが、NFTゲームには従来のスマホゲームなどに導入されている「有償ガチャ」の仕組みがあります。このあたりが日本国内では「懸賞法」や「賭博法」に触れる可能性があり、有償ガチャが導入されているゲームについては慎重な検討や仕組みが日本ではまだまだ必要だと言われています。

ゲーム大国日本からは多くのゲームメーカーが参入する可能性

そんな問題をまだ抱えるNFTゲームですが、ゲーム自体が面白くないという根本的な問題も抱えています。それらを脱却するようなゲームが今後出現することでそういった問題も解決されていくでしょう。ゲーム大国日本でも現在では大手ゲームメーカーがNFTゲームへの参入を検討しています。

実際にドラゴンクエストやファイナルファンタジーでお馴染みのスクウェア・エニックスはThe Sandboxの日本参入時に出資を行いました。また、コンシューマーゲームで名を馳せる、デベロッパーでもあるUbisoftはSorareと協力してNFTカード用いたサッカーゲーム「One Shot League」を開発していることを発表しました。サッカーゲームのFIFAでお馴染みのスポーツゲームを多くリリースしているエレクトロニック・アーツも参入意欲を示しており、今後はハイクオリティなゲームが増えていくはずです。

そうなればNFTゲームにより多くの人が集まるので、今こそトライしておく良いタイミングだと思います。是非皆さんもプレイしてみてください!

当サイトでは引き続きNFTゲーム関連の記事も随時取りあげていきます。

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