最近日本人を中心に12月にリリースされたゲーム「STEPN(ステップン)」(ベータ版)が、注目を集めています。
このSTEPN(ステップン)ですが、最近話題のNFTゲーム。動いて稼ぐ『Move to Earn』の概念を元に作られたゲームで、アプリを起動して歩いたり走ったりすると、その報酬としてトークンが付与されます。Play to Earn ならぬ Move to Earnという新たなジャンルとしてまだベータ版ながら国内でもじわじわと話題になっています。ゲーム内で稼げいだトークンは、仮想通貨(※「SOL」)と交換することができるのです。
STEPN(ステップン)がなぜ日本で人気なのかはさておき、スマートフォンアプリがすでに出ているのでまず手始めにアプリ自体のダウンロードが可能です。アプリからスニーカーNFTを購入して運動をすると、報酬としてネイティブGSTトークンをすぐに獲得できるらしいという側面からバズっているのかもしれません。
簡単にですが、こちらのSTEPN(ステップン)を紹介していきます。
■STEPN(ステップン)って何?
超簡単に説明するとSTEPN(ステップン)とは、アプリを使ってウォーキングやランニングをしてお金(仮想通貨)が稼げる「Move to Earn」というジャンルのNFTゲームアプリです。
「ポケモンGO」や「ドラクエウォーク」などのスマホゲームを想像してもらえればピンとくるかもしれません。通勤や通学、散歩やランニングなどで歩数=仮想通貨が稼げちゃうアプリと思っていただければOKです。
■STEPN(ステップン)の初期費用と初め方
STEPN(ステップン)を始めるには、まず、大前提としてNFTスニーカーを購入する必要があります。まずはスマホに「STEPN」アプリをインストールします。
ここまでは誰でもできると思いますが、現時点では始めるためにいくつかのハードルが存在しますので、以下でその「ハードル」について簡単にご紹介していきます。
ハードルその1
アプリ自体は全部英語(現時点では英語のインターフェイスになっている)
ハードルその2
国内の仮想通貨取引所の口座&海外取引所の口座開設が必須(STEPNでスニーカーを購入するにはSOLというコインが必要になりますが、国内取引所では購入できないからです)
ハードルその3
アプリダウンロードののち、STEPN(ステップン)内でWalletの作成が必要。ハードルその2で紹介した取引所で購入した仮想通貨「SOL」をSTEPN(ステップン)ウォレットに移します。
ハードルその4
NFTシューズを購入する必要がある(現在ですと平均して8.5SOL前後= 8万円前後)正直ここが一番のハードルかもしれません。
正直NFT関連についてはどれも現時点では同じなんですが、このようなハードルが存在します。NFTスニーカー購入の前に必要な手順は以下の4ステップ。
①国内取引所で仮想通貨を買う
②購入した仮想通貨を海外取引所に送金する
③送金した仮想通貨をSOL(STEPN(ステップン)で利用する通貨)に交換する
④海外取引所からSTEPN(ステップン)のウォレットに送金する
さらにSTEPN(ステップン)ではスニーカーを購入するのにウォレット(財布)からスペンディング(使う場所)にSOLを移動させる必要があります。
また、現時点ですと始める前の初期費用の目安として10万円前後必要となります。
■いよいよスニーカーを購入する
スニーカーNFTには「歩き用」「走る用」「ジョギング用」「両方対応」の「対応速度」が4種あり、それぞれ価格と得られるエネルギーが異なります。
次に品質です。スニーカーには5つの品質があり、レア度が違います。 最後に属性(パラメーター)が能力値になります。
スニーカーを購入したらいざ、画面を確認しつつ歩いて(or 走って)みるだけ。獲得したGSTトークンは、STEPNのアプリ内でSOLやUSDCにしたり、ウォレットに送金することができます。
上記のスニーカー選びが非常に大事です。スニーカーを選ぶ際に、最も気をつけないといけないのは「対応速度」(対応速度の範囲内で移動しないとGSTを稼げない)です。
今回ざっと話題の「STEPN(ステップン)」についてまとめてみました。ハードル自体は多々ありますが、大きなハードルでもあるスニーカー自体の費用については以前紹介した
Axie Infinity(アクシーインフィニティ)のように今後、レンタル機能が実装されるので、初期費用なしで始めたいという方は、レンタル機能の実装を待ちましょう。
まだまだ発展途上のSTEPN(ステップン)ですが、現在ベータ版ということですが、実際良いスニーカーNFTをもっていると60分間のウォーキング or ランニングで300-450ドル(3〜4万円)を稼ぐことも可能ですから、このゲームシステム的にはかなり画期的なものだと思います。
引き続き当サイトでは近年展開が目まぐるしいNFTゲームについて取りあげていきます。